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G検定は合格率7〜8割台でも、3〜4人に1人は落ちる試験です。再挑戦するかどうかは「合格すること」自体より「転職・キャリアにどう効くか」で決めるのが僕(ケイ)の考えです。結果通知メールに示される分野別の得点率を見れば、敗因の当たりはつけられます。
- 落ちた原因の見分け方
- 再挑戦か撤退かの判断軸
- 転職視点での対処法
こんにちは、4回転職して今はフリーランスエンジニアのケイです。結果通知を開いた瞬間の「え、落ちた…?」という感覚、僕も覚えています。合格率が高い試験だからこそ、周りが受かっているように見えて、悔しさも人一倍でした。この記事では感情論を抜きにして、「再挑戦する価値があるかどうか」を転職の視点から一緒に整理します。
G検定に落ちるのは珍しいことか|直近の合格率で確認
珍しくありません。JDLA(日本ディープラーニング協会)が公式に発表している直近3回の合格率は次のとおりです。
| 開催回 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2026年 第1回 | 8,529名 | 78.77% |
| 2026年 第2回 | 12,027名 | 77.04% |
| 2026年 第3回 | 8,305名 | 82.40% |
合格率は7〜8割台で推移していますが、裏を返せば残りの2〜3割は不合格ということです。単純計算でも3〜4人に1人は落ちている試験だと分かります。「合格率が高いのに自分だけ落ちた」と感じてしまいがちですが、数字で見れば決して少数派ではありません。
※合格率はJDLA公式・2026年第1回結果発表、同・第2回、同・第3回より(2026年8月19日確認)。回ごとに出題内容が変わるため合格率にも幅があります。
敗因はどこにある?結果通知メールの読み方と落ちる原因の型

まず確認したいのは、不合格の通知メールです。僕が最初に落ちたときに届いたメールには、合否だけでなく分野別の正答率が一覧で載っていました。全体は6割台だったのに、法律・倫理の分野だけ3割程度しか取れておらず、そこが崩れた原因だと一目で分かったのを覚えています。表示の形式は年度によって変わることがあるので参考程度にはなりますが、全体の正答率だけでなく、どの分野で崩れたかを見れば、次にやることが具体的に決まります。
落ちた人の話を聞くと、原因はだいたい次のどれかです。
| 落ちる原因の型 | 次にやること |
|---|---|
| テキストを読んだだけで演習していない | 読む→即・問題集に切り替える |
| 問題演習の絶対量が不足 | 同じ問題集を2〜3周する |
| 法律・倫理・時事をノーマーク | この分野だけ優先的に復習 |
| 時間配分に失敗し後半を塗り絵 | 模試で時間を測って練習 |
| カンペ作りに時間をかけすぎた | カンペより検索の速さを鍛える |
| 数理・統計の苦手を放置 | 該当章だけテキストに戻る |
| 1回で完璧を狙いすぎた | 7割狙いに割り切る |
複数当てはまる人も多いはずです。特に「演習不足」は最も直しやすい原因なので、ここから手をつけるのが近道だと感じています。
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最新のシラバス・出題形式に対応した第3版(2024年9月25日発売・インプレス公式サイトの内容紹介より)。定価2,750円(税込・2026年8月19日時点)。押すと各モールの検索結果が開きます。
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テキストを読んだ気になっていただけで、問題演習は0周でした。2回目は問題集を3周し、模試で時間配分も確認して合格できました。※個人の体験・感想であり、効果・成果を保証するものではありません。
再挑戦か、撤退か?転職目的で決める判断基準
ここが競合の受験体験談にはあまり書かれていない部分だと思っています。資格サイトの多くは「再挑戦しましょう」が前提ですが、転職を目的にするなら話は変わります。
まず知っておいてほしいのは、G検定の不合格は職務経歴書に書く義務がないということです。書類には合格した資格だけを書けば足りますし、学習中であることを伝えたいなら「AI分野を独学中」程度の一文で十分です。面接で聞かれたときも、「落ちたので原因を分析して再挑戦を決めた(または見送った)」と話せれば、むしろ振り返りの姿勢として悪くない印象になります。
再受験の制度も確認しておきます。受験料は一般13,200円・学生5,500円(税込)。前回受験日から2年以内であれば割引クーポン(合否通知メールで案内されるとされています)で再受験できます。2026年はオンライン試験が年6回、会場試験が年3回開催されています。受験回数そのものの上限はJDLA公式に明記が見当たりませんでした。直近では、2026年9月5日(土)にオンライン試験、9月4日(金)〜6日(日)に会場試験が予定されており、個人の申込受付は7月10日(金)13:00〜8月28日(金)23:59です(JDLA公式サイト、2026年8月19日確認)。日程・申込期間は回によって変わるため、最新の開催情報は必ずJDLA公式サイトの試験案内ページ、条件面は同・よくある質問でご確認ください。
そのうえで、僕が考える判断基準はシンプルです。転職活動で得られる「リターン」が、再受験料と勉強時間という「コスト」を上回るかどうかで決めます。
- かける価値があるケース…AI関連の求人に応募したい/職務経歴書の資格欄が空で埋めたい/独学のペース作りとして再挑戦を区切りにしたい
- かける価値が薄いケース…資格取得そのものが目的化している/目的がAIエンジニア転職なら、G検定よりE資格や実務経験の方が評価されやすい場合がある
資格欄を埋めることより、面接で「なぜAIに興味を持ったか」を語れる状態を作るほうが、実際の選考では効いてくるはずです。
再挑戦を決めたら|立て直し方の3つの軸

再挑戦すると決めたら、やることは絞られます。
- 弱点分野に特化する…結果通知メールの分野別得点率で崩れた分野を特定し、そこだけテキストに戻る
- 問題演習量を増やす…同じ問題集を2〜3周し、「解ける」ではなく「すぐ思い出せる」状態にする
- 時間配分を模試で練習する…本番は時間との勝負なので、通しで時間を測る練習を最低1回は入れる
弱点の深刻度によって、かける時間の配分を変えると効率的です。正答率が5割を切っている分野には全体の学習時間の4〜5割、5〜7割の分野には2〜3割、7割を超えている分野には維持復習程度で1割ほどを目安に振り分けると、限られた時間でも崩れた分野から立て直せます。
再受験まで4週間ある想定のスケジュール例は次のとおりです。
- 1週目…弱点分野のテキストを読み直し、基礎レベルの問題を解く
- 2週目…弱点分野の問題演習を2周し、間違えた問題だけ印をつける
- 3週目…全分野の問題演習を1周し、印をつけた問題を優先的に復習する
- 4週目…模試形式で時間配分を測り、最終チェックとカンペの見直しをする
勉強のやり直し方をもっと具体的に知りたい場合は、G検定の勉強方法|初心者は何から始める?合格への4ステップと、G検定テキスト・問題集おすすめ5選もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. G検定は何回でも受験できますか?
A. JDLA公式には受験回数の上限は明記されていません。2年以内の再受験には割引クーポンが使えるとされています。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
Q. 会社に受験を報告済みです。落ちたことは言うべきですか?
A. 業務上の申告義務がある場合を除き、伝えるかどうかは任意です。伝える場合も「原因を分析して再挑戦を決めた」と前向きに共有すれば、評価が下がる心配は少ないはずです。
Q. 合格ラインは何割ですか?
A. JDLA公式は合格ラインを公表していません。7割前後という説が広く言われていますが、断定はできません。
まとめ
- 合格率は7〜8割台。逆に言えば2〜3割、3〜4人に1人は落ちる試験
- 結果通知メールの分野別得点率で敗因の当たりをつけられる
- 落ちる原因は演習不足・時間配分・法律倫理の見落としが多い
- 再挑戦の価値は「転職にどう効くか」で判断する
- 再挑戦するなら弱点分野特化・演習量アップ・模試での時間配分練習の3点
まずは結果通知メールを開き直し、自分がどの型で落ちたのかを確認するところから始めてみてください。
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※本記事は2026年8月19日時点の情報です。受験料・割引条件・開催回数などの最新情報は必ずJDLA公式サイトでご確認ください。「G検定」は一般社団法人日本ディープラーニング協会の商標です。記載の書名・社名は各社の商標または登録商標であり、本記事は同協会・各出版社と提携・監修関係にあるものではありません。
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