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- G検定とITパスポートの違い
- 難易度比較が割れる理由
- 転職ならどっちを先に取るか
IT未経験からの転職ならITパスポートを先に取るのがおすすめです。国家資格として職務経歴書での見え方が安定しており、IT全般の基礎用語を先に押さえられるためです。AI・データ分野を志すならG検定が先でも構いません。
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こんにちは、4回転職して今はフリーランスエンジニアのケイです。「G検定とITパスポート、結局どっちを取ればいいんですか」とキャリア相談でよく聞かれます。どちらも名前は知っていても違いが分からず検索する人が多い印象です。この記事では試験の違いだけでなく、転職の履歴書・面接でどう評価されるかも含めて整理します。
G検定とITパスポートの基本情報を比較する
まず数字で全体像をつかみましょう。次の表は2026年8月時点の情報です。
| 項目 | ITパスポート | G検定 |
|---|---|---|
| 資格区分 | 国家資格(IPA主催) | 民間資格(JDLA認定) |
| 受験料 | 7,500円(税込) | 一般13,200円/学生5,500円(税込) |
| 試験方式 | CBT方式・テストセンターで随時受験 | オンライン自宅受験(年6回)+会場試験(年3回) |
| 出題形式 | 四肢択一・約100問・120分 | 多肢選択・約145問・オンライン100分/会場120分 |
| 合格率 | 約48.6%(令和7年度) | 約77〜82%(2026年実施分) |
| 学習時間の目安 | 約100〜150時間(初学者は180時間程度とも) | 約20〜50時間(予備知識の有無で変動) |
※合格率はIPA公式「令和7年度iパス年間応募者数等について」、JDLA公式ニュースリリース(2026年第1〜3回)より(2026年8月確認)。受験料・出題数・実施回数は変更される場合があるため、最新情報はIPA公式サイト・JDLA公式サイトでご確認ください。学習時間の目安は資格対策サイト各社の情報を参考にした一般的な目安です。
一番の違いは受験料と試験方式です。ITパスポートはテストセンターで実質いつでも受験できる一方、G検定はオンライン自宅受験が年6回、会場試験が年3回と開催回数が限られています。
難易度はどっちが上?結果が割れる理由を整理する
ネットで検索すると、サイトによって「G検定の方が難しい」「いやITパスポートの方が難しい」と評価が真逆になっていて混乱した人もいるはずです。実はどちらの主張も、ある意味で正しいと言えます。
合格率だけでは比較できない
単純な合格率だけを見ると、ITパスポートは約48.6%(令和7年度・IPA公式発表)、G検定は77〜82%前後(2026年実施分・JDLA公式発表)で、数字だけならG検定の方が「簡単」に見えます。ですがこの数字は、試験の実施形式がまったく違うため単純比較できません。
自宅オンライン受験というカラクリ

G検定はオンラインでの自宅受験が基本で、テキストや検索エンジンを見ながら解答することが事実上でき、知識の暗記量よりも「いかに早く調べられるか」が問われる試験に近くなります。一方ITパスポートはテストセンターでのCBT方式で私物の持ち込みは一切できません。つまりG検定の合格率が高く出やすいのは試験形式の差が大きく影響していると考えられ、難易度の結論が割れるのはこの違いに触れず合格率だけを比べているケースが多いためです。知恵袋でも「G検定はカンペが使えるから実質ITパスポートの方が難しい」という声が見られます。
出題内容の違い:広く浅く vs AI特化
試験内容そのものも別物です。ITパスポートはストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野からIT・経営全般を広く浅く問われます。一方G検定はAI・機械学習・ディープラーニングの手法や歴史、法律・倫理まで、AI分野に絞って深く問われます。「IT全般の基礎体力」を測るのがITパスポート、「AI分野の専門知識」を測るのがG検定です。
受験者層の違い:学生も多いITパスポート、社会人中心のG検定
受験者層にも違いがあります。IPA公式統計ではITパスポート受験者の2割前後を学生が占め、社会人と合わせ幅広い層が受験しています。一方G検定は資格対策サイトの集計で学生が1割未満にとどまり、20〜40代の社会人が中心です。もともとAI・データ分野に関心の高い層に絞られている試験だと言えます。
転職の履歴書・面接ではどう評価される?
資格の評価は、学習系サイトにはあまり書かれていない観点だと感じています。複数回の転職活動を経験する中で、資格そのものより「なぜ取ったのか、どう活かしたいのか」を語れるかを見られていると感じてきました。知恵袋などでも「G検定は合否にほぼ関係ないが最低限の興味の証明にはなる」「国家資格のITパスポートの方が格は上」という声が目立ちます。国家資格かどうかは、書類選考の段階で安心材料になりやすいという声も多く聞かれます。
面接で直接聞かれなくても、書類選考の段階では資格の有無が地味に効いてくるものです。
僕は最初にITパスポートを取ってから転職活動を始めましたが、面接で「なぜITパスポートを?」と聞かれたことは一度もありません。それより「なぜIT業界を志望したか」を自分の言葉で話せるかの方が重視された印象です。※個人の体験・感想であり、効果・成果を保証するものではありません。
ITパスポート単体の転職での価値をもっと詳しく知りたい方はITパスポートは転職に役立つ?正直に解説、G検定単体についてはG検定・E資格は転職に意味があるか?AI資格で年収を上げる方法で詳しく解説しています。
結局どっちを先に取るべき?目的別に整理する

ここまでの違いを踏まえて、目的別にどちらを先に取るべきかを整理します。目指す方向性で分岐すると、迷いにくくなるはずです。
| あなたの目的は? | 先に取るべき資格 |
|---|---|
| 未経験からIT業界全般へ転職したい | → ITパスポート |
| AIエンジニア・データサイエンティストを目指したい | → G検定 |
| 「ITもAIも理解している」ことを転職活動で示したい | → 両方(DX推進パスポート) |
未経験からIT転職を目指すなら、ITパスポートが先
エンジニア・営業・企画などIT業界全般を目指すなら、まず国家資格であるITパスポートを取得しましょう。IT用語の基礎が一通り身につき、職務経歴書にも書きやすい資格です。参考書選びで迷ったらITパスポートの独学おすすめ参考書3選も参考にしてください。一方、AIエンジニアやデータサイエンティストを目指すなら、G検定を優先してよいでしょう。AI分野への関心を具体的にアピールできますし、学習範囲がそのままAI系の実務知識にもつながります。
両方取る価値|DX推進パスポートという選択肢
実はITパスポートとG検定は両方取ることで評価されるしくみもあります。IPA・JDLA・データサイエンティスト協会運営のデジタルリテラシー協議会は、3資格のうち2つ合格で「DX推進パスポート2」、3つ全てで「DX推進パスポート3」というバッジを発行する制度です。「ITとAIの両方を理解している」ことを示したいなら、両方取る価値は十分にあります。次のステップとしては、基本情報技術者は転職に役立つ?やエンジニアにおすすめの資格まとめもあわせてご覧ください。
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よくある質問
Q. ITパスポートとG検定、同時に勉強してもいいですか?
A. 出題範囲がほぼ重ならず同時学習も可能ですが、初めてならまず1つに絞る方が挫折しにくいとされています。
Q. G検定に落ちても転職に不利になりますか?
A. 不合格は職務経歴書に書く義務がないため、直接的な不利益は基本的にありません。学習中である旨を伝える程度で十分です。
Q. 文系でもG検定は取れますか?
A. 数式を扱う分野もありますが、G検定は検索しながら解答できる試験形式のため、暗記よりも要点を素早く調べられる状態を作っておく対策でも合格を狙いやすいとされています。不安なら先にITパスポートで基礎固めもおすすめです。
まとめ
- ITパスポートは国家資格・受験料7,500円・CBT随時受験・合格率約48.6%
- G検定は民間資格・受験料13,200円・オンライン自宅受験年6回・合格率約8割
- G検定の合格率の高さは、資料を見ながら受けられる自宅受験の形式が影響している
- 未経験からのIT転職ならITパスポート、AI・データ分野志望ならG検定が先
- 両方取得すればDX推進パスポートのデジタルバッジも取得できる
まずは自分の転職の方向性を整理してから、1冊のテキストを手に取ってみてください。
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※本記事は2026年8月時点の情報です。受験料・出題数・合格率・実施回数等は変更される場合があるため、最新情報は必ずIPA公式サイト・JDLA公式サイトでご確認ください。「ITパスポート」「G検定」は各運営団体の登録商標または商標であり、本記事はIPA・JDLA・各出版社と提携・監修関係にあるものではありません。
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