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「セキュリティエンジニアは需要が高いと聞くけど、未経験でもなれるのか」「自分のインフラやネットワークの経験は活かせるのか」——そんな疑問を持っていませんか。
結論からお伝えすると、職種によって難易度は大きく分かれます。誰でも簡単になれるわけではない一方、経験を活かした“横スライド”なら十分現実的です。
この記事では、仕事内容と職種、未経験の現実、経験別のルート、役立つ資格と順番、年収の傾向、AI時代の需要まで、4回転職した僕の視点で中立に整理します。
※「そもそもセキュリティエンジニアとはどんな仕事か」を基礎から知りたい方は、セキュリティエンジニアになるには?仕事内容と未経験からの道もあわせてご覧ください。本記事は、すでに検討段階にある方向けに転職ロードマップを中心に解説します。
※年収・相場は調査媒体や集計時期によって異なります。公的な賃金水準は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」もあわせてご確認ください(本文の数値は目安です)。
※IT人材の需要・不足の動向は、経済産業省「IT人材需給に関する調査」やIPA「DX動向」などの公的資料も参考になります。
- セキュリティエンジニアの仕事と主な職種
- 未経験の「二極化の現実」と難易度の違い
- 今の経験が活きる「横スライド」ルート
- 役立つ資格の順番と、年収の傾向
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セキュリティエンジニアの仕事と主な職種
セキュリティエンジニアは、システムをサイバー攻撃や情報漏えいから守るのが役割です。企画・設計から運用・監視まで幅広く、担当領域によって職種が分かれます(分類名は媒体により多少異なります)。
- SOCアナリスト:監視センターで通信やログを監視し、攻撃の兆候を検知する
- CSIRT(インシデント対応):攻撃・事故が起きた時に原因調査と対応を行う
- 脆弱性診断・ペネトレーションテスト:システムの弱点を疑似攻撃で洗い出す(高度)
- セキュリティコンサル・アーキテクト:方針設計や提案を担う上流(高度)
- 社内のセキュリティ管理(情シス寄り):自社の対策・運用を担う
未経験からなれる?「二極化」の現実

ここは正直にお伝えします。職種によって入りやすさが大きく違います。
- 比較的、入口がある:運用監視(SOC)の一部・社内のセキュリティ管理など。IT基礎があれば挑戦の余地
- 難易度が高い:脆弱性診断・ペネトレーションテスト・セキュリティコンサル。相応の経験・専門性が前提
つまり、「誰でも簡単になれる」とは言えませんが、「未経験は絶対無理」でもありません。多くの媒体が共通して勧めるのは、いきなり高度職種を狙うより、まずIT基盤の経験を積んでから移るルートです。
求人票では、「社内情報システム(情シス)+セキュリティ担当」「運用監視(SOC)+セキュリティ業務あり」「インフラエンジニア(セキュリティ寄り)」といった“IT基盤の仕事にセキュリティ要素が乗った”ポジションを探すと、未経験からでも挑戦しやすい傾向があります。いきなり「脆弱性診断専任」「ペネトレーションテスター」を狙うより現実的です。
今の経験が活きる「横スライド」ルート

セキュリティは、IT基盤の知識が土台になります。今の経験がどう活きるか、目安を整理しました(あくまで一例で、現場により異なります)。
| 今の経験 | 活きやすい方向 |
|---|---|
| インフラ・運用監視 | SOC・セキュリティ運用 |
| ネットワーク | 監視・脆弱性診断の入口 |
| サーバー・クラウド | CSIRT・クラウドセキュリティ |
| 開発(プログラミング) | 脆弱性診断・セキュアコーディング |
ゼロからより、今の強みを起点に横へ移るのが現実的です。「インフラ経験◯年が目安」とする媒体もありますが、これは必須要件ではなく目安です。
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役立つ資格と取る順番
資格は「土台→入門→専門」の順で積むのが効率的です。
- 土台:基本情報技術者、LinuC/LPIC(Linux)、CCNA(ネットワーク)
- 入門〜中級:情報セキュリティマネジメント、CompTIA Security+(未経験寄りでも挑戦しやすい)
- 国家資格:情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)。評価は高いが、合格後の登録・維持に講習費用と更新義務がある点も知っておく
- 上級・国際:CISSP。国際的に評価されるが、該当分野で通算約5年の実務経験が必要で、未経験者がすぐ取れる資格ではありません
未経験のうちは、土台+Security+あたりから始めるのが現実的です。
年収の傾向(幅と前提に注意)
年収は職種・経験・企業・地域で大きく変わり、媒体や調査によって示される数字にも幅があります。一般に、上流(コンサル・アーキテクト)や外資・高度専門職ほど高くなる傾向があります。
AI時代にセキュリティの需要はどうなる?
近年は生成AIを使った攻撃の高度化、クラウドやゼロトラストの普及で、診断・運用・対応の需要は底堅いと見られています。一方、定型的なログ監視などは自動化が進む面もあります。
だからこそ、長期的には判断や設計など“上流寄り”のスキルに寄せていくと、市場価値を保ちやすいでしょう(あくまで方向性の話で、断定はできません)。
セキュリティエンジニアになる4ステップ
STEP1:IT基盤の土台を作る
ネットワーク・サーバー・OS・クラウドの基礎を、実務や資格(CCNA・LinuC等)で固めます。
STEP2:セキュリティの基礎を学ぶ
攻撃手法・脆弱性・ログ分析の基本を学習。情報セキュリティマネジメントやSecurity+が目安です。
STEP3:手を動かして実績を作る
CTF(セキュリティ競技)や学習記録、現職での関連業務など、「興味と適性の証拠」を残します。
STEP4:経験を活かせる求人に応募する
横スライドが効く求人を、IT特化エージェント経由で探すのが効率的です。聞きにくい実務内容や残業の実態も代わりに確認してもらえます。
※あくまで筆者個人の経験であり、すべての人に当てはまるとは限りません。
僕の知人は、ネットワークエンジニアからSOCへ移ってセキュリティの道に入りました。最初から診断やコンサルを狙ったのではなく、「監視・運用」という入りやすい入口から始めたのが良かったそうです。土台のネットワーク知識がそのまま活きて、学習も進みやすかったとのこと。ゼロから一足飛びを狙うより、今の強みを起点に一歩ずつ——これがセキュリティ転職で遠回りしないコツだと感じます。
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まとめ:強みを起点に、二極化を理解して動く
セキュリティエンジニアへの転職は、職種の難易度の違いを理解し、今の経験を起点に横スライドするのが現実的です。
- 職種で難易度は二極化。運用・社内管理は入口あり、診断・コンサルは高度
- インフラ・ネットワーク・開発などの経験は、それぞれ活きる方向がある
- 資格は土台→Security+→支援士の順。CISSPは実務経験が前提
- 年収は幅が大きく、上流ほど高い傾向。数値は要確認
まずは、自分の経験がセキュリティ分野でどう評価されるかを知ることから。無料のエージェント相談で、狙える求人と現実的なルートを確かめてみてください。
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