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「給付金を使うと、ITスクールの費用は結局いくらになるの?」——一番知りたいのは、戻る額より「自分が払う額(実質負担)」ですよね。
結論からお伝えすると、実質負担は「受講料 −(受講料×給付率)」でざっくり計算できます。ただし給付率は段階的で上限もあるため、思ったより戻らないケースもあります。
この記事では、戻り額の計算式、受講料別の実質負担早見表、段階別の戻り方、上限の注意、後払いの現実まで、4回転職した私の視点で中立に整理します。
- 給付金の戻り額・実質負担の計算式
- 受講料別の実質負担シミュレーション(早見表)
- 専門実践の段階別(50→70→80%)の戻り方
- 上限の頭打ち・後払い立替の注意
- 本記事の金額はすべて概算(要件を満たした場合の一例)です。
- 給付率・上限額・対象講座は改正されます。最新は必ず厚生労働省・ハローワーク・各スクールの公式でご確認ください。
- 「最大◯%」は要件をすべて満たしたときの上限。誰でも全額戻るわけではありません。
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まず計算式|実質負担はこう出す
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考え方はシンプルです。
戻り額 = 受講料 × 給付率
実質負担 = 受講料 − 戻り額
ただし戻り額には「年間の上限額」があり、「受講料×給付率」と「上限額」の小さいほうが戻る点に注意。高額な講座ほど、率どおりには戻らないことがあります(後述)。
受講料別の実質負担シミュレーション(早見表)

ITの本格スクールで多い「専門実践教育訓練給付」を例に、受講料別の実質負担イメージを示します(あくまで概算・要件達成時の例。上限内の前提)。
| 受講料 | 50%時の実質負担 | 70%時 | 80%時 |
|---|---|---|---|
| 30万円 | 約15万円 | 約9万円 | 約6万円 |
| 50万円 | 約25万円 | 約15万円 | 約10万円 |
| 70万円 | 約35万円 | 約21万円 | 約14万円 |
※給付率(50/70/80%)は段階・要件によって変わります。特定一般は最大50%(上限25万円)、一般は20%(上限10万円)が目安です。いずれも要件・上限あり・公式要確認。
専門実践の「50→70→80%」はどう積み上がる?

専門実践はいきなり最大率ではなく、段階的に上がります(要件は改正されるため公式で要確認)。
- ① 受講中〜修了:50%(まずここがベース)
- ② 修了後に資格取得+就職など:+20%=70%
- ③ 受講前より賃金が一定以上アップ:+10%=80%(2024年10月以降に開講した講座が対象)
つまり「受講しただけ」だと50%。70%・80%は資格・就職・賃金アップという要件を満たして初めて届く上限です。早見表の「80%」を鵜呑みにせず、現実的には50〜70%で考えておくと安全です。
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注意①|上限で「率どおりには戻らない」ことがある
戻り額には年間の上限額があります。専門実践では、給付率ごとに上限が定められています(金額は改正あり・公式要確認)。
たとえば受講料が高額な講座では、「受講料×給付率」が上限を超えると、上限額で頭打ちになります。「80%戻ると思ったのに、上限で実際はもっと少なかった」とならないよう、上限額も必ず確認しましょう。
💡 上限額の目安:専門実践では、年間の上限がおおむね数十万円台(給付率が高いほど上限も大きくなる仕組み)とされます。ただし具体的な金額・年数の上限は給付率や年度で変わり、改正もあります。高額な講座を検討する人ほど、最新の上限額を必ず厚生労働省・ハローワークの公式でご確認ください。
注意②|給付は「後払い」=一度は全額立替が必要
もうひとつの大事な点。給付金は原則あとから支給です。お金の流れはこうなります。
- ① 受講料をいったん全額自分で支払う
- ② 受講・修了する
- ③ 要件を満たし、ハローワークに申請
- ④ 後日、給付金が振り込まれる(専門実践は半年ごとなど)
つまり最初に受講料の全額を用意する必要があります。「実質負担はこれだけ」と安心して、手元資金の準備を忘れないようにしましょう。分割払いの可否はスクールに相談を。
注意③|「0円・対象外」になるパターン
次のような場合は、給付が受けられない(実質的に高くつく)ことがあります。
- 対象講座でない:同じスクールでもコースにより対象/非対象が分かれる
- 受給条件を満たさない:雇用保険の加入期間が足りない など
- 手続きの順番・期限を逃した:受講前の確認や、修了後の申請期限を過ぎた
「対象だと思っていたら違った」を防ぐため、申し込み前にハローワークとスクールの両方で確認するのが鉄則です。
※あくまで筆者個人の経験であり、すべての人に当てはまるとは限りません。制度内容は変わるため公式確認を。
知人が専門実践給付の対象スクールに通ったとき、「最初に受講料を全額払うのが正直きつかった」と言っていました。ただ、修了して就職した後にまとまった額が戻ってきて、結果的に大きく助かったそうです。一方で、私の別の知人は『最大80%』だけを見て計画を立て、要件を満たせず50%にとどまり、想定より自己負担が増えていました。「最大」ではなく「現実的な率」で資金計画を立てるのが大事だと感じます。
まとめ:実質負担は「現実的な率」と「立替」で考える
給付金で本当に得をするには、計算と準備が大切です。
- 実質負担=受講料−(受講料×給付率)。ただし上限額で頭打ちあり
- 専門実践の最大80%は要件達成時の上限。現実的には50〜70%で見ておく
- 給付は後払い=一度は受講料を全額立替。手元資金の準備を
- 対象講座・受給条件・申請期限を、申し込み前に必ず確認
まずは気になるスクールの無料カウンセリングで「自分のケースだと実質いくらか」を確認するのが、失敗しない第一歩です。最新の給付率・上限は、必ず公式でチェックしてください。
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