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- 出題4分野ごとの用語表
- 混同しやすいペアの見分け方
- 覚えなくていい用語
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分野①セキュアなアーキテクチャ(30%)の用語

AWS公式のSAA-C03試験ガイド(2026年10月時点)の4分野を軸に、近い語を並べました。65問(採点50問+非採点15問)・130分・合格720点で、分野の比率は採点50問への割合です。難易度はAWS SAA 難易度の本音|一度落ちた私が語る720点の壁へ。
最大配点です。権限・暗号化・通信制御で整理します。
| 用語 | 一言定義 | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| IAMロール | 権限を一時的に借りる | EC2やLambdaに権限を付ける |
| IAMポリシー | 許可・拒否のルール | 最小権限の原則 |
| IAM アイデンティティセンター | 複数アカウントへのSSO | 社員のシングルサインオン |
| AWS Organizations | 複数アカウントの一括管理 | アカウント横断の統制 |
| SCP | 組織内の権限の上限 | 組織全体でこの操作を禁止 |
| AWS KMS | 暗号鍵の管理 | 保管データの暗号化 |
| CloudHSM | 専用機器での鍵管理 | 自社専用・厳格な規制 |
| Secrets Manager | パスワードの保管と自動更新 | DBパスワードの自動更新 |
| AWS WAF | Webアプリへの攻撃を防ぐ | SQLインジェクション |
| AWS Shield | DDoS攻撃からの保護 | DDoS攻撃を軽減したい |
| GuardDuty | 不審な動きの検出 | 不審な動きを継続的に検出 |
| Macie | S3内の機密データを検出 | 個人情報の発見 |
| セキュリティグループ | インスタンス単位の通信制御 | 許可ルールのみ |
| ネットワークACL | サブネット単位の通信制御 | 拒否ルールも書ける |
| VPCエンドポイント | AWSへ内部経路で接続 | インターネットを通さない |
| Amazon Cognito | アプリ利用者の認証 | アプリへのサインイン |
| AWS CloudTrail | API操作履歴の記録 | 誰がいつ操作したか |
| IAMユーザー | 人用の固定認証情報 | 固定の鍵よりロール |
| MFA | 第2の認証要素 | ルートユーザーの保護 |
| ACM | SSL/TLS証明書管理 | HTTPS化・自動更新 |
| Inspector | 脆弱性の自動スキャン | 脆弱性の検出 |
| AWS Config | 設定の記録と評価 | 設定履歴・ルール準拠 |
混同ペアの見分け方
- セキュリティグループとネットワークACL:許可のみのインスタンス単位か、拒否も書くサブネット単位か
- WAFとShield:Webアプリへの攻撃がWAF、DDoSがShield
分野②レジリエントなアーキテクチャ(26%)の用語
障害でも止まらない構成を問います。AZ分散と疎結合が軸です。
| 用語 | 一言定義 | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| マルチAZ | 別AZに待機系を置く | 自動フェイルオーバー |
| リードレプリカ | 読み取り専用の複製 | 読み取り負荷の分散 |
| ALB | HTTPの振り分け | パスやホスト名で分ける |
| NLB | TCP/UDPの振り分け | 固定IP・超低遅延 |
| EC2 Auto Scaling | 台数の自動増減 | 需要の変動に合わせて調整 |
| Route 53 | DNSサービス | フェイルオーバー |
| SQS | メッセージキュー | 疎結合・取りこぼし防止 |
| SNS | 通知の一斉配信 | 複数の宛先へ通知 |
| グローバルテーブル | DynamoDBの複数リージョン複製 | 複数リージョンで読み書き |
| S3バージョニング | 上書き・削除から戻せる | 誤削除の復元 |
| クロスリージョンレプリケーション | 別リージョンへS3を複製 | リージョン障害への備え |
| RPO・RTO | 失ってよいデータ量・復旧時間 | 「何分以内に復旧」 |
| Direct Connect | 専用線でAWSに接続 | 安定した専用回線 |
| Site-to-Site VPN | インターネット経由の暗号化接続 | すぐ・安く接続 |
| Amazon Aurora | MySQL/PostgreSQL互換DB | 互換DBで高可用・高性能 |
| Amazon EventBridge | イベントでサービス連携 | スケジュール・イベント起動 |
| AWS Step Functions | 処理の流れを順に制御 | 複数処理の順序を管理 |
| Storage Gateway | オンプレとAWSの橋渡し | 既存環境からS3を利用 |
| AWS DataSync | データ転送を自動化 | オンプレからの大量移行 |
| RDS | マネージドのSQL DB | 運用負荷の少ないDB |
| DynamoDB | マネージドのNoSQL | 低遅延のキー検索 |
| VPCピアリング | 2つのVPCを直接つなぐ | VPC同士の1対1接続 |
| NATゲートウェイ | 外へ出る窓口 | 外向き通信のみ |
| Elastic IP | 固定のパブリックIPv4 | 変わらないIP |
混同ペアの見分け方
- マルチAZとリードレプリカ:前者は障害対策、後者は読み取りの分散
- SQSとSNS:取り出して処理するのがSQS、一斉に通知するのがSNS
分野③高パフォーマンスなアーキテクチャ(24%)の用語
速さと処理量を問います。キャッシュ・ストレージ・分析の見分けが中心です。
| 用語 | 一言定義 | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| CloudFront | CDN(エッジ配信) | 世界中の利用者へ低遅延で配信 |
| ElastiCache | インメモリキャッシュ | DBの負荷軽減・ミリ秒 |
| DAX | DynamoDB専用キャッシュ | DynamoDBの読み取り高速化 |
| Kinesis Data Streams | リアルタイムの取り込み | ストリーム・自分で処理 |
| Data Firehose | ストリームをS3等へ配信 | 設定だけでS3へ保存 |
| Athena | S3をSQLで検索 | サーバーレスの分析 |
| Redshift | データウェアハウス | 大規模データの分析クエリ |
| Lambda | サーバー管理なしの実行 | イベント起点・短時間 |
| Fargate | コンテナのサーバー管理不要 | 運用負荷を減らす |
| EBS | EC2用のブロックストレージ | 1台のEC2のディスク |
| EFS | 共有ファイルストレージ | 複数のLinuxから共有 |
| FSx for Windows File Server | Windows向け共有ストレージ | SMB・Active Directory |
| API Gateway | APIの公開窓口 | REST API・Lambda連携 |
| Amazon CloudWatch | メトリクスとログの監視 | CPU使用率でアラーム |
| AWS Transit Gateway | 多数のVPCを中継接続 | VPCとオンプレを集約接続 |
| AWS Global Accelerator | AWS網で通信を高速化 | 固定IP・世界の利用者向け |
| EC2インスタンスストア | 一時ストレージ | 停止で消える |
| ECS | AWSのコンテナ管理 | コンテナの実行 |
| EKS | マネージドKubernetes | Kubernetesを使いたい |
| Snow Family | 持ち運べる転送機器 | 回線が細い大量移行 |
混同ペアの見分け方
- Kinesis Data StreamsとData Firehose:自分で処理を書くならStreams、S3へ届けるだけならFirehose
- ElastiCacheとDAX:汎用か、DynamoDB専用か
分野④コストを最適化したアーキテクチャ(20%)の用語
最安の選択肢を選びます。購入オプションとS3の保管クラスが山場。
| 用語 | 一言定義 | 試験での見分け方 |
|---|---|---|
| オンデマンド | 使った分だけ従量課金 | 使う量が読めない・短期 |
| リザーブドインスタンス | 1年・3年の約束で割安 | 1〜3年の継続利用が前提 |
| Savings Plans | 1年・3年の利用額の約束で割安 | 利用額を約束(Compute型なら種類は柔軟) |
| スポットインスタンス | 余った容量を安く使う | 中断されてもよい処理 |
| S3 Standard-IA | 低頻度アクセス向け | たまにしか読まない |
| S3 One Zone-IA | 単一AZの低頻度向け | 再作成できるデータ |
| S3 Intelligent-Tiering | 自動で階層を移す | アクセス頻度が読めない |
| S3 Glacier | 長期保管のアーカイブ | 取り出しに時間がかかってよい |
| ライフサイクルポリシー | 日数でクラス移行・削除 | 一定日数後に別クラスへ移す |
| Cost Explorer | コストの可視化・分析 | 過去のコストを可視化したい |
| AWS Budgets | 予算超過の通知 | 予算超過を通知したい |
| Compute Optimizer | サイズの最適化を提案 | 過剰なスペックの見直し |
| S3 Glacier Deep Archive | 最安の長期保管 | ほぼ読まない |
混同ペアの見分け方
- リザーブドインスタンスとSavings Plans:RIは種類を固定しやすく、Savings Plansは変更に柔軟な傾向です(コンバーチブルRIなど例外あり。EC2 Instance Savings Plansは種類を固定)
- Standard-IAとOne Zone-IA:複数AZか単一AZか(再作成できるなら後者)
用語を覚えたら、同じ本の解説で確かめつつ、模擬問題で腕試しできるのが教科書の使い方です。この本の模擬問題は、出版社ページの記載では1回分・PDFです。
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問題文のキーワードから正解サービスを引く読み替え表

用語を覚えたら、問題文の条件語から探す練習です。複数の選択肢が技術的に正しいので、条件語に合う1つを選びます。
| 問題文のキーワード | 候補になるサービス |
|---|---|
| 運用負荷を最小限に | マネージド・サーバーレス(Lambda、Fargateなど) |
| Windowsのファイル共有(SMB) | FSx for Windows File Server |
| 数ミリ秒の応答・読み取りが多い | ElastiCache、DynamoDBならDAX |
| 誰が操作したかの証跡 | CloudTrail |
| 疎結合・取りこぼしを防ぐ | SQS |
| 中断されてもよい処理を安く | スポットインスタンス |
| インターネットを通さずAWSへ | VPCエンドポイント |
| 設定変更の履歴・ルール準拠の確認 | AWS Config(設定の記録と評価) |
| 不審な動きを継続的に検出 | GuardDuty |
| DDoS攻撃を軽減したい | AWS Shield |
| アプリ利用者のサインイン | Amazon Cognito |
| MySQL/PostgreSQL互換で高可用性・高性能が必要 | Amazon Aurora |
| スケジュールやイベントで処理を起動 | Amazon EventBridge |
| CPU使用率を監視してアラーム | Amazon CloudWatch |
| 固定IPで世界の利用者へ高速に | AWS Global Accelerator |
| 多数のVPCをまとめて接続 | AWS Transit Gateway |
この表の「条件語→サービス」を使う練習は、問題演習が中心です。無料の演習サイトと教材の比較は、下の案内のあとに載せています。
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教材の比較はAWS SAA試験のおすすめ参考書・問題集ランキング【2026】、無料の演習はAWS SAAに過去問はない|無料で解ける問題サイト7つと使う順番。
覚えなくていい用語|深追い不要な語の線引き
公式の試験ガイドは、AWS CDKやIoT系のサービスなどを対象外としています。対象外の一覧は網羅的ではなく、変更される場合があると公式が説明しているため、迷ったら公式の一覧で確かめてください。
注意したいのは、範囲内ではあるが、試験ガイドの分野別ページで例として挙がっていない語です。次のような語は、名前と一言を知る程度で先へ進めます。
- Detective:セキュリティ調査の分析
- Wavelength:5Gネットワーク端の実行基盤
- Neptune:グラフデータベース
- Keyspaces:Cassandra互換のDB
この用語集の表にない語は、表の語を固めてから、出会ったときに確かめれば足ります。迷ったら公式の範囲内サービス一覧で確かめてください。
名称が変わった用語|教材と公式の表記ゆれ
古い教材には、現在の公式表記と違う名前が残っています。2026年10月時点の公式の範囲内一覧では、次の表記です。
| 公式一覧の表記 | 教材や古い解説の表記 |
|---|---|
| Amazon Quick | QuickSight |
| Amazon Data Firehose | Kinesis Data Firehose |
| Amazon SageMaker AI | SageMaker |
QuickSightのBI・可視化機能は、現在はAmazon Quickの一部です。問題文でQuickとQuickSightが混ざっても、データの可視化・分析の話なら同じものを指すと読み替えれば解けます。
よくある質問
Q. 分野の割り振りが公式と違うと、探せないのでは?
A. ページ内検索で語を直接引けます。表に無い語は、公式の範囲内サービス一覧で範囲内かを確認してください。
Q. 試験ガイドが新しくなったら、この表は使えますか?
A. 比率や範囲が変わることがあります。最新は公式の試験ガイドで確認してください。
Q. 徹底攻略の教科書やテキストをすでに持っている場合は?
A. 買い足さずに、この用語集を索引として使えます。知らない用語が出たら表で確かめ、本は演習と読み直しに回します。
まとめ
まず分野①の表で知らない用語に印を付け、問題集で出会うたびにこのページへ戻って確かめてみてください。勉強の進め方はAWS SAAの勉強方法|未経験が挫折しにくい順番と勉強時間とAWS SAA 勉強方法|Udemy2講座の使い方と落とし穴で整理しています。
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※本記事はAWS公式の試験ガイドなどの公開情報をもとにした個人の見解です。試験範囲・サービス名・書籍の版は変わることがあるため、受験・購入前に最新情報をご確認ください。
AWSおよび関連する名称はAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。当サイトは個人運営で、AWSや各書籍の出版社とは無関係です。


